私たちが大切にしている考え方と、目指す姿をまとめました。
皆さんは、目的地のわからないバスに乗るでしょうか。普通は乗らないと思います。どこに向かうのか、何時ごろ着くのか、自分がそこに行きたいのか。それがわからないままバスに乗るのは、とても不安なことです。
もし目的地もわからずにバスに乗っていたら、行き先はすべて運転手まかせ、周りまかせになります。そうなると、自分の意識は「座席の座り心地がいいか」「車内が暑いか寒いか」「隣の人がどうか」といった、その時々の感情や周囲の状況に左右されやすくなります。
会社における経営理念も、これと同じです。目的地が明確であれば、今、自分たちがしている仕事の意味が見えてきます。大変なことがあっても、「この先に目指す場所がある」と思えます。同じ目的地を目指している仲間だとわかれば、困っている人がいれば助け合い、遅れそうな人がいれば声をかける——みんなで目的地に向かうために協力し合うことができます。
私たちは、同じバスに乗り、同じ目的地を目指して進んでいる仲間です。だからこそ、会社として経営理念を明確にすることを大切にしています。
多様なサービスの提供を通して、高齢者の皆さまやご家族、地域で関わる方々のお困りごとや不安の解消に取り組み、住み慣れた地域で安心して暮らし続けられる、支え合いのある地域社会の実現に貢献します。
年齢・経験・国籍・障害の有無を超え、多様な仲間が支え合い成長できる職場をつくる。
住み慣れた地域で、すべての縁ある人が安心して暮らし続けられる社会をつくる。
福島には、古くから親しまれる名山・吾妻小富士があります。春先に斜面へ残る雪が兎の形に見えることから「雪うさぎ」として親しまれ、福島の風物詩に。うさぎは「しあわせ」を連想させる動物でもあります。「しあわせ」を社名に掲げ、福島市に根差す企業として、このうさぎをキャラクターに採用しています。ただし、単なるうさぎではありません。これは「うさぎの着ぐるみ」を表しています。
物心両面のしあわせを得るためには、会社が支えるだけでなく、従業員自身が「しあわせになりたい」と願い、そのために行動することが欠かせません。そこには、自ら成長しようとする考え方や姿勢、そして努力が必要です。自分のしあわせに気づき、周囲への感謝を大切にし、より良い考え方・振る舞い・日々の行動を身につけていく。「知っている」ではなく、「身に着けているか」が大事なのです。この着ぐるみには、しあわせになるために身につけるべき考え方・振る舞い・実践に一緒に取り組み、しあわせな職場を通してすべての従業員が人生のしあわせを手にする——という願いが込められています。
すべての縁ある人のためにしてさし上げることを、
自分の喜びとする。
成果をつくるうえで大切なのは、ただ一生懸命に働くことだけではありません。「この仕事にはどんな意味があるのか」「自分は何のためにこの仕事をしているのか」という意味づけを、自分の中に持つことです。同じ仕事でも、どう捉えるかで働き方も成長も、周囲への影響も変わります。有名な「レンガ職人」の話があります。
「見れば分かるでしょう。レンガを積んでいるんです。」
仕事は目の前の作業そのもの。言われたことを正確にこなす。
「私は、立派な壁を作っているんです。」
完成形をイメージし、良いものを作ろうとする。目標を持って働く。
「私は、人々の心のよりどころとなる大聖堂を作っているんです。」
自分の仕事が誰の役に立ち、どんな価値を生むかまで考える。作業の先に人々の安心や地域への貢献を見ている。
送迎・掃除・記録・声かけ・入浴介助——日々の一つひとつの作業の先には、必ず利用者様の安心、ご家族の支え、地域で暮らし続ける力があります。作業をただの作業で終わらせず、「この仕事は誰の安心につながっているのか」を考えることで、意味づけは高まっていきます。
作業型から目標型へ、目標型から目的型へ。この成長こそ、仕事を通じた人としての成長です。私たち一人ひとりの仕事は、地域の暮らしをまるごと支えるしあわせヴィレッジの実現につながっています。
5つの基本的欲求から考える。しあわせとは特別な出来事ではなく、日々の暮らしや仕事の中で基本的な欲求が満たされている状態です。まず自分自身のしあわせを理解することが、仲間を理解し、お客様のしあわせを大切にする力につながります。
{{ n.d }}
まず、自分自身のしあわせに気づくこと。そして、仲間のしあわせを大切にすること。その先に、お客様やご家族のしあわせを支える仕事があります。自分を大切にし、仲間を大切にし、縁ある人のしあわせに貢献できる会社を目指します。
職歴・資格・役職に関係なく、挨拶・笑顔・朝礼・掃除という当たり前のことを、感謝して大切に取り組むことから生まれます。
{{ f.d }}
「寄り添う」とは、目的を持ってお客様に関わることです。
私たちが大切にする「寄り添う介護」とは、ただお客様のそばにいて、その時間を笑顔で楽しんでいただくことだけではありません。
本当に大切なのは、セルフカウンセリングを通して、
「このお客様は何を求めているのか」
「この方にとって、より良い状態とは何か」
「そのために、私たちは何を支援すべきか」
を自分自身に問いかけ続けることです。
そして、お客様が求めていることを理解し、その実現に向けて、目的を明確にして関わることが、私たちの考える「寄り添う介護」です。
そのためには、お客様の目的や期待を具体的な目標に落とし込み、期間を区切って振り返ることが大切です。感覚や思いつきだけで関わるのではなく、客観的な視点を持ちながら、「より効果的な関わり方は何か」を考え、実行し、改善していく姿勢が求められます。
このように、一定の期間を定めて、お客様の目的や期待に対応しようとすることは、ケアマネジメントの考え方にも合致しています。お客様の生活上の課題を把握し、目標を設定し、支援を実行し、その結果を振り返りながら、より良い支援につなげていくこと。私たちは、このケアマネジメントへの取り組みを重視します。
お客様の人生や生活に対して目的を持って関わり、より良い状態に近づけるために考え、行動し、振り返り、改善し続けること。これこそが、介護のプロとしての仕事です。
介護のプロとは、単に決められた業務をこなす人ではありません。お客様の願いや困りごとを受け止め、その人らしい生活を支えるために、自分の関わり方を考え続けられる人です。
そして、この考え方は介護のケアだけに当てはまるものではありません。すべての業務に共通する姿勢です。
さらに言えば、社員一人ひとりの人生にも通じるものです。自分自身の人生の目的を明確にし、そのための目標を設定し、日々実行し、振り返りながら、より良い行動を選び続けていく。
私たちの「寄り添う介護」とは、お客様に対しても、仕事に対しても、自分自身の人生に対しても、目的を持って向き合い、より良い未来に向けて行動し続ける姿勢そのものです。
わたしたちは、一緒に「しあわせヴィレッジ」を育てる仲間を募集しています。